フォーラム

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2024年12月30日(月)まで

フランスの伝統産業マイスター師弟制度 (Le programme Maîtres d'art-Élèves) が1994年に設立されて30年。フランス文化省は昨年、この機をとらえてその活性化と新たな価値創造に向けて、伝統文化産業振興の政策を発表しました。本フォーラムは、「明日をつくる手しごと 伝統産業の未来―継承と新創造」をテーマに、両国の伝統産業関係者、文化、芸術また行政、経済関係者やこれからの社会を担う学生などに向けて、伝統産業・文化が生み出す新たな社会的な価値やその意義について、識者や実際に伝統産業に従事する職人、アーティストが討議します。伝統文化・伝統産業にしっかりとした基盤を持つ日仏両国の共同事業により、日本の有する無形資産がフランスの無形資産と交流し、新たな創造へと発展することを目指すものです。

聴講無料
日仏同時通訳付き
定員:300名 ※先着順
日時:10/26(土)13:00 - 17:50 (開場 12:30 / 途中休憩あり)
会場:同志社大学 今出川キャンパス 良心館 RY103 google map
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入
最寄駅・地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩1分 / 京阪電車「出町柳駅」徒歩15分

イラスト:@sebastienesteban

ウェルカムメッセージ

10/26(土)13:00 – 13:20

小原 克博(同志社大学学長)

日仏の政府代表によるご挨拶 都倉 俊一(文化庁長官)/ 駐日フランス大使

フォーラム 1

伝統産業政策と展望

10/26(土) 13:20 – 15:20

第1部はマクロ的な視点から、日本とフランスが抱える課題を提起しながら、この領域の従事者(アルチザン)の地位向上、教育制度の充実、創造性の発出、技術やノウハウの継承、事業承継などの施策を展望し、両国に共通する豊かな文化的な資産、知見、技術をどのように継承し、新たな創造へと昇華させていくのか、その政策と協力の可能性につき討議します。

モデレーター:近藤 誠一(一般社団法人 TAKUMI-Art du Japon 代表理事)
森口 邦彦(人間国宝、染織家)
並木 誠士(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
リュック・ルセネカル(フランス サヴォアフェール研究所 会長)
ロイック・テュルパン(モビリエ・ナショナル― フランス国有動産管理局  開発・広報ディレクター)

フォーラム 2

伝統産業の課題と具体的方策

10/26(土) 15:40 – 17:40

第2部はアーティスト/職人(アルチザン)に登壇いただき、伝統的技術やノウハウ、知見の継承と新たな価値創造のための課題や具体的な方法につき討議します。とくに若い世代をどのように巻き込むのか。さまざまなプレーヤーが協力してどのようにエコシステムをつくっていくのか。手わざとアートの関係をどうとらえ、新たなクリエイションを生み出すのか。などについて、直近のフランスの動きをもとに議論を展開します。

モデレーター:金島 隆弘(金沢美術工芸大学 芸術学SCAPe准教授)
林 美木子(有職彩色絵師)
中村 宗哲(千家十職 塗師 十三代 中村宗哲)
セヴリナ・ラルティーグ(メートル・ダール、フラワーコサージュ デザイナー)
マルタン・プレオー(メートル・ダールの弟子、刺繍作家)
ジャンヌ・ヴィセリアル(テキスタイル研究者・彫刻家、2024年度ヴィラ九条山レジデント)

総括

10/26(土)17:40 – 17:50

近藤 誠一(一般社団法人 TAKUMI-Art du Japon 代表理事)