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本シンポジウム・アーカイブ配信は終了いたしました。
ご視聴ありがとうございました。
1953年に締結された日仏文化協定70周年を記念して開催されるこのシンポジウムでは、新しい時代が幕を開け、技術革新とその社会的、経済的、政治的影響によって従来の価値観や基準が覆されつつある今、アートと文化が直面している課題について、数々の討論会や意見交換を行います。
このシンポジウムの目的は、社会におけるアートと文化の中心的な役割を共に再確認し、公共と民間の文化の主体者が展開すべき新しい戦略を提起することにあります。
そこで本シンポジウムでは、アートと文化におけるデジタル技術の進歩と普及に関わる問題、そして没入型リアリティが文化遺産の活用にもたらす新たな可能性、さらに社会的連帯経済の革新により、市民コミュニティがどのような新しい形態で文化にアクセスできるかを考えます。研究者、思想家、大学教員、文化関連の起業家、アーティスト、政策・市民社会の代表など、幅広い分野の代表者が登壇します。登壇者については男女そして日本人とフランス人のバランスに特に配慮します。
基調講演とディスカッション、それに続く3つのラウンドテーブルには日仏18名の登壇者を予定しています。シンポジウムは終了後、オンラインでも配信いたします。
開催概要
- 開催日時
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2023年10月3日(火)
開場10:00 開演10:30 終了予定18:00
- 会場
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上智大学
東京・四谷キャンパス6号館ソフィアタワー101ホール
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ツ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分
- 主催
- 文化庁、フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、日本経済新聞社
- 共催
- 上智大学
- 協賛
- 大日本印刷株式会社
- 協力
- 株式会社伊藤園
- 言語
- 日本語・フランス語(同時通訳付き)
- 席数
- 500席
- 聴講
- 無料
- 申込み締切り
- 9月27日(水) *申込み多数の場合は抽選
当日のプログラム
ウエルカムメッセージ
上智大学学長 曄道佳明
日仏の政府代表によるご挨拶
文化庁長官 都倉俊一 / 駐日フランス大使 フィリップ・セトン
休憩
フォーラム 1
クリエーション、アーティストと人工知能(AI)
人工知能(AI)をはじめとする最新技術とクリエイティブ世界の新たな関係について、技術的、経済的な問いを超えて、社会におけるアートの位置づけと、創作活動におけるアーティストの位置づけについて展望します。AIはアーティストにとって単なるツールの1つなのでしょうか、それとも芸術的行為の概念をより根底から再定義するものなのでしょうか。
グレゴリー・シャトンスキー(アーティスト、研究員、教育者、フランス)
休憩
フォーラム 2
文化遺産と文化へのアクセス:最新技術がもたらすものとその課題
技術革新により、空間と時間を問わず文化遺産にアクセスできるようになり、私たちは文化遺産との関係を考え直すことになりました。このことが市民と文化遺産の関係、そして文化遺産とその周辺環境との関係に与える影響にはどんなものがあるのでしょうか。メディエーション、そして文化遺産と文化へのアクセスの大衆化における課題とは何でしょうか。世界の文化のこの巨大なカタログに対し、文化の多様性をどう守ればよいのでしょうか。文化遺産とアートは「体験」にしかなり得ないものなのでしょうか。
カラ・レノン・カサノヴァ(フランス国立図書館(BnF)メセナ部副部長、供託基金部長、フランス)
ブルーノ・ドゥ・サ・モレイラ(Histovery社 CEO、フランス)
ソフィー・クルジャン(研究者、教育者、ネットワーク「Culture(s) de Mode」ディレクター、フランス)
室田 秀樹(大日本印刷株式会社マーケティング本部文化事業ユニット ユニット長(兼)DNPアートコミュニケーションズ社長、日本)
休憩
フォーラム 3
拡張されたコミュニティ:社会的・技術的イノベーションはいかにして文化を享受する人々の層を広げることができるか
近年の社会的、技術的イノベーションの数々は、芸術と個人のより水平な関係を通じて、文化とそれを享受する人々、さらにはコミュニティとの結びつきを再定義しています。イノベーションは、すべての人がアクセスでき、すべての人を念頭に置いて構築された文化を提供できるのでしょうか?コミュニティ、文化施設、アーティストの関係において、こうしたテクノロジーの進歩がもたらす課題とは何でしょうか?
アンジェル・ドゥ・ランベルトリ(都市計画家、起業家、フランス)
ジュスティーヌ・ロルカ(InCahoots CEO、フランス)